PTC

PTCとは、セルフケアでは除去が難しい歯と歯茎の境目に溜まった汚れを専門の器具で取り除き、口腔内の健康を保つ処置です。徹底的に汚れを除去するため、歯の本来の白さが戻る場合もあります。処置に痛みは少ないので、定期的なご来院をおすすめいたします。処置の後はフッ素を塗ることで、むし歯に強い歯を作ります。このように、歯周病だけではなくむし歯予防にも繋がる効率的な処置は、定期的に受けていただくことが大切です。

歯磨き指導

セルフケアの質を高めていただくために、患者さまのお口の状態や磨き方の癖などを踏まえ、適切な歯磨きの方法をアドバイスいたします。また、歯磨きの方法だけではなく、患者様の口腔状況に合わせた歯ブラシや歯磨き粉もアドバイスさせていただきます。セルフケアの質を高めていただくことで、むし歯や歯周病のリスクを大幅に抑えられます。

口腔検査

問診でお口の中の状態を確認するだけではなく、実際に目で見て確認いたします。そして、患者さま一人一人に合った治療をご提案いたします。

スケーリング（歯石取り）

スケーラーと呼ばれる器具で歯垢や歯石を除去する処置です。歯石は歯ブラシでは除去できないため、定期的に受けていただく必要があります。

ご自宅で行うセルフケア

ご自宅でのセルフケアの基本は歯磨きです。毎日、正しくブラッシングをしているつもりでも、十分に磨けていない場合があります。当院では、患者さまのお口のあった歯ブラシや歯磨きの方法をアドバイスしております。アドバイスの内容を踏まえ、セルフケアを続けていただくことが大切です。

マタニティ歯科は、歯周病のリスクが高まる妊娠中の女性に対し、妊娠中のお体の状態に配慮しながら治療を行うことです。お母さんのお口の健康は赤ちゃんの健康にも影響を及ぼします。安心して出産の日を迎えるためにも、お口の中の健康を守ることが大切です。しかし、つわりや体調不良が原因で、なかなか歯科医院に通えずにいる方は多いのではないでしょうか。当院では、妊娠中の患者さまのお気持ちや体調に配慮しつつ、適切で安全な歯科治療をご提供いたします。

妊娠中にお口の健康管理が重要な理由

妊娠・出産によって、お口の中の健康が崩れやすいといわれています。例えば、妊娠中はホルモンバランスの変化が原因で歯周病のリスクが高まります。その他、つわりがひどくて歯磨きができない、甘いものや酸っぱいものを好むようになる、食べづわりが原因で口の中が不衛生になりやすいなど、さまざまな要因でむし歯や歯周病のリスクが高まるのです。生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には、むし歯菌は存在しません。周囲の人のスキンシップによってむし歯菌がうつるため、母親のお口の健康管理が非常に重要です。赤ちゃんがお腹の中にいる間に、むし歯や歯周病を治療して、お口の健康管理に努めましょう。

歯周病は母親と赤ちゃんの健康に支障をきたす

妊娠中に発症する歯周病は、妊娠性歯周炎と呼ばれます。妊娠中の歯周病は、妊娠性糖尿病や妊娠性高血圧症、低体重児出産、早産のリスクを高めます。歯周病の原因は、歯磨き不足、磨き方の癖、頻回に食事をとるなどです。妊娠中は、つわりの影響で歯周病のリスクが高まる行為をしてしまいがちのため、より一層のセルフケアと定期的なメンテナンスが必要です。当院では、妊娠中の患者さまのお口の健康をお守りするために、体調やお口の中の状態を踏まえた治療を行っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。